![]() C型肝炎の治療用化合物
专利摘要:
本発明は、式Iの化合物およびその塩、ならびに該化合物を用いた組成物および方法を提供する。該化合物はC型肝炎ウイルス(HCV)に対する活性を有しており、HCVに感染した者の治療に有用でありうる。 公开号:JP2011515486A 申请号:JP2011502006 申请日:2009-03-25 公开日:2011-05-19 发明作者:イン・ハン;カプ−スン・ユン;ジョン・エフ・カドー 申请人:ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニーBristol−Myers Squibb Company; IPC主号:C07D487-00
专利说明:
[0001] (関連出願の相互参照) 本出願は、2008年3月27日に出願された米国仮特許出願第61/039976号の利益を主張する。] 技術分野 [0002] (発明の背景) 本発明は概して、C型肝炎ウイルス(HCV)に対する活性を有し、HCVに感染した者の治療に有用でありうる、式Iの新規化合物およびその塩に関する。本発明はまた、これら化合物を用いた組成物および方法にも関する。] 背景技術 [0003] C型肝炎ウイルス(HCV)は主要なヒト病原体であり、世界中で推定1億7千万人が感染しており-これはヒト免疫不全ウイルス1型による感染数のおよそ5倍である。これらHCV感染者のかなりの割合が、肝硬変および肝細胞癌を含む重篤な進行性肝疾患を発症する(非特許文献1)。] [0004] HCVはプラス鎖RNAウイルスである。5'非翻訳領域における推定アミノ酸配列および広範な類似性の比較に基づいて、HCVはフラビウイルス科の独立した属として分類されている。フラビウイルス科の全てのメンバーは、単一の連続したオープンリーディングフレームの翻訳を介して全ての公知のウイルス-特異的タンパク質をコードするプラス鎖RNAゲノムを含有するエンベロープに包まれたビリオンを有する。] [0005] HCVゲノム全体にわたって、ヌクレオチドおよびコードされたアミノ酸配列内に、かなりの多様性が見いだされる。少なくとも6つの主要な遺伝子型がキャラクタライズされており、50を超えるサブタイプが記載されている。HCVの主要な遺伝子型は世界的な分布において異なっており、病原性および治療法における遺伝子型の影響の可能性についての多くの研究にもかかわらず、HCVの遺伝的多様性の臨床的意義は依然として捉えにくい。] [0006] 一本鎖HCVRNAゲノムは約9500ヌクレオチド長であり、約3000のアミノ酸である単一の大きなポリタンパク質をコードする単一のオープンリーディングフレーム(ORF)を有する。感染細胞において、このポリタンパク質は、細胞プロテアーゼおよびウイルスプロテアーゼにより複数の部位で切断され、構造タンパク質および非構造(NS)タンパク質を生じる。HCVの場合、成熟非構造タンパク質(NS2、NS3、NS4A、NS4B、NS5A、およびNS5B)の生成は、2つのウイルスプロテアーゼによりもたらされる。1つめのものはメタロプロテアーゼであり、NS2-NS3接合部を切断すると考えられており; 2つめは、NS3のN-末端領域内に含まれるセリンプロテアーゼ(NS3プロテアーゼとも言う)であり、NS3の下流、すなわちNS3-NS4A切断部位においてシスで、残りのNS4A-NS4B、NS4B-NS5A、NS5A-NS5B部位についてトランスでの両方における以降の切断の全てを仲介する。該NS4Aタンパク質は複数の機能を果たすと思われ、NS3プロテアーゼの補助因子として作用し、NS3および他のウイルスのレプリカーゼ成分の膜局在をおそらく補助している。NS3タンパク質とNS4Aとの複合体形成は、イベントの進行、全ての部位におけるタンパク質分解効率の増強に必要であると思われる。該NS3タンパク質はまた、ヌクレオシドトリホスファターゼおよびRNAヘリカーゼ活性を示す。NS5B(HCVポリメラーゼとも言う)は、HCVの複製に関与するRNA-依存性RNAポリメラーゼである。HCV NS5Bタンパク質は非特許文献1および2に記載されている。] [0007] 現在、最も有効なHCVの治療法は、α-インターフェロンとリバビリンの組み合わせを用いており、40%の患者において持続的効果をもたらしている(非特許文献4)。最近の臨床結果は、ペグα-インターフェロンが単独療法としては未修飾のα-インターフェロンよりも優れていることを示す(非特許文献5)。しかしながら、ペグα-インターフェロンとリバビリンの組み合わせを含む実験的な治療レジメンでも、かなりの割合の患者において、ウイルス量の持続的な減少が認められない。従って、HCV感染症の治療に対するさらなる有効な化合物の開発が明確にかつ切実に必要とされている。] [0008] 本発明は技術的利点をもたらし、例えば、該化合物は新規であり、C型肝炎に対して有効である。また、該化合物は、例えば、それらの作用メカニズム、結合、阻害効果、標的選択性、溶解性、安全性プロファイルまたは生物学的利用能のうちの1つ以上に関して、医薬用途における利点をもたらす。] [0009] HCVNS5B阻害剤は特許文献1および2に記載されている。] [0010] 米国特許第7,473,688号 米国特許第7,399,758号] 先行技術 [0011] Lauer, G. M.; Walker, B. D. N. Engl. J. Med. 2001, 345, 41-52 “Structural Analysis of the Hepatitis C Virus RNA Polymerase in Complex with Ribonucleotides” (Bressanelli; S. et al., Journal of Virology 2002, 3482-3492) Defrancesco and Rice, Clinics in Liver Disease 2003, 7, 211-242. Poynard, T. et al. Lancet 1998, 352, 1426-1432 Zeuzem, S. et al. N. Engl. J. Med. 2000, 343, 1666-1672] 発明が解決しようとする課題 [0012] (発明の詳細) 本発明は、医薬的に許容される式Iの化合物およびその塩、ならびにこれらの化合物を用いた組成物および治療方法を包含する。] 課題を解決するための手段 [0013] 本発明の一態様は、式I [式中、 R1はCO2R5またはCONR6R7であり; R2は1個のAr1で置換されたピペリジンであり; R3は水素、ハロ、アルキル、アルケニル、ヒドロキシ、ベンジルオキシ、またはアルコキシであり; R4はシクロアルキルであり; R5は水素またはアルキルであり; R6は水素、アルキル、アルキルSO2、シクロアルキルSO2、ハロアルキルSO2、(R8)(R9)NSO2,、または(R10)SO2であり; R7は水素またはアルキルであり; R8は水素またはアルキルであり; R9は水素またはアルキルであり; R10はアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、N-(アルキル)ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ホモピペリジニル、またはホモモルホリニルであり; Ar1はピロリル、チエニル、フラニル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、インドリル、オキシインドリル(oxindolyl)、ベンゾフラニル、ベンゾチオエニル、インダゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾイミダゾロニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、またはベンゾトリアゾリルであって、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、フラニル、または0〜2個のハロ、アルキル、もしくはアルコキシ置換基で置換されているフェニルから選択された、0〜2個の置換基で置換されており;および、 Xは存在しないか、結合か、またはメチレンである] の化合物もしくは医薬的に許容されるその塩である。] [0014] 本発明の別の態様は、R1がCONR6R7であり;R2が1個のAr1で置換されたピペリジンであり;R3がアルコキシであり;R4がシクロアルキルであり;R6がアルキルSO2または(R8)(R9)NSO2であり;R7が水素であり;R8がアルキルであり;R9がアルキルであり;Ar1がピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾイミダゾロニル、またはベンゾオキサゾリルであって、ハロ、アルキル、アミノ、アルコキシカルボニル、フラニル、または0〜2個のハロもしくはアルコキシ置換基で置換されているフェニルから選択された、0〜2個の置換基で置換されており;および、Xが結合またはメチレンである、式Iの化合物もしくは医薬的に許容されるその塩である。] [0015] 本発明の別の態様は、R1がCONR6R7であり;R2が1個のAr1で置換されたピペリジンであり;R3がメトキシであり;R4がシクロヘキシルであり;R6がイソプロピルSO2または(ジメチルアミノ)SO2であり;R7が水素であり;Ar1が(フラニル)ピラゾリル、(エチルカルボキシ)オキサゾリル、チアゾリル、(メチル)トリアゾリル、(ジメチル)トリアゾリル、(メチル)オキサジアゾリル、(エチル)オキサジアゾリル、(プロピル)オキサジアゾリル、(イソプロピル)オキサジアゾリル、(フェニル)オキサジアゾリル、(アミノ)チアジアゾリル、インドリル、ベンゾフラニル、フルオロベンゾイソオキサゾリル、(メチル)ベンゾイミダゾリル、(フェニル)ピラゾリル、(クロロフェニル)ピラゾリル、(メトキシフェニル)ピラゾリル、ベンゾイミダゾロニル、またはベンゾオキサゾリルであり;および、Xが結合またはメチレンである、式Iの化合物もしくは医薬的に許容されるその塩である。] [0016] 本発明の別の態様は、R1がCONR6R7であり;R6がアルキルSO2、シクロアルキルSO2、ハロアルキルSO2、(R8)(R9)NSO2、または(R10)SO2であり;および、R7が水素である、式Iの化合物である。] [0017] 本発明の別の態様は、R3が水素である式Iの化合物である。] [0018] 本発明の別の態様は、R3がメトキシである式Iの化合物である。] [0019] 本発明の別の態様は、R4がシクロヘキシルである式Iの化合物である。] [0020] 本発明の別の態様は、R6が(R8)(R9)NSO2または(R10)SO2である式Iの化合物である。] [0021] 本発明の別の態様は、Ar1がピラゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾイミダゾロニル、またはベンゾオキサゾリルであって、ハロ、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、フラニル、または0〜2個のハロ、アルキル、もしくはアルコキシ置換基で置換されているフェニルから選択された、0〜2個の置換基で置換されている、式Iの化合物である。] [0022] 本発明の別の態様は、Ar1がピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾイミダゾロニル、またはベンゾオキサゾリルであって、ハロ、アルキル、アミノ、アルコキシカルボニル、フラニル、または0〜2個のハロもしくはアルコキシ置換基で置換されているフェニルから選択された、0〜2個の置換基で置換されている、式Iの化合物である。] [0023] 本発明の別の態様は、Ar1が(フラニル)ピラゾリル、(エチルカルボキシ)オキサゾリル、チアゾリル、(メチル)トリアゾリル、(ジメチル)トリアゾリル、(メチル)オキサジアゾリル、(エチル)オキサジアゾリル、(プロピル)オキサジアゾリル、(イソプロピル)オキサジアゾリル、(フェニル)オキサジアゾリル、(アミノ)チアジアゾリル、インドリル、ベンゾフラニル、フルオロベンゾイソオキサゾリル、(メチル)ベンゾイミダゾリル、(フェニル)ピラゾリル、(クロロフェニル)ピラゾリル、(メトキシフェニル)ピラゾリル、ベンゾイミダゾロニル、またはベンゾオキサゾリルである、式Iの化合物である。] [0024] 本発明の別の態様は、Xが存在しない式Iの化合物である。] [0025] 本発明の別の態様は、Xが結合である式Iの化合物である。] [0026] 本発明の別の態様は、Xがメチレンである式Iの化合物である。] [0027] 本発明の別の態様は、以下の立体化学 による式Iの化合物である。] [0028] 本発明の別の態様は、以下の立体化学 による式Iの化合物である。] [0029] 式Iの化合物に関して、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、Ar1およびXを含む可変置換基のいずれの場合の範囲も、可変置換基のいずれの他の場合の範囲と独立して用いることができる。そのようなものとして、本発明は異なる態様の組み合わせを含む。] [0030] 他に特別の定めのない限り、これらの用語は以下の意味を有する。「アルキル」は、1〜6個の炭素から成る直鎖もしくは分枝鎖アルキル基を意味する。「アルケニル」は、少なくとも1個の二重結合を有する、2〜6個の炭素から成る直鎖または分枝鎖アルキル基を意味する。「アルキニル」は、少なくとも1個の三重結合を有する、2〜6個の炭素から成る直鎖または分枝鎖アルキル基を意味する。「シクロアルキル」は、3〜7個の炭素から成る単環系を意味する。「ハロアルキル」および「ハロアルコキシ」は、モノハロからペルハロまでの全てのハロゲン化異性体を含む。炭化水素部分(例えば、アルコキシ)を有する用語は、炭化水素部分についての直鎖および分枝鎖異性体を含む。括弧(Parenthetic)および複数の括弧(multiparenthetic)でくくられた用語は、当業者に対して結合関係を明確にすることを目的としている。例えば、((R)アルキル)のような用語は、置換基Rでさらに置換されたアルキル置換基を意味する。] [0031] 本発明には、該化合物の医薬的に許容される塩形態の全てが含まれる。医薬的に許容される塩は、その対イオンが化合物の生理学的活性または毒性、および薬理学的な同等物としての機能にほとんど寄与しないものである。これらの塩は、市販の試薬を用いた一般的な有機化学技術に従って製造することができる。いくつかのアニオン塩形態としては、酢酸塩、アシストレート、ベシル酸塩、臭化物塩、塩化物塩、クエン酸塩、フマル酸塩、グルコウロン酸塩(glucouronate)、臭化水素塩、塩化水素塩、ヨウ化水素塩、ヨウ化物塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メシル酸塩、硝酸塩、パモ酸塩、リン酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、トシレート、およびキシノホエート(xinofoate)が挙げられる。いくつかのカチオン塩形態としては、アンモニウム塩、アルミニウム塩、ベンザチン塩、ビスマス塩、カルシウム塩、コリン塩、ジエチルアミン塩、ジエタノールアミン塩、リチウム塩、マグネシウム塩、メグルミン塩、4-フェニルシクロヘキシルアミン塩、ピペラジン塩、カリウム塩、ナトリウム塩、トロメタミン塩、および亜鉛塩が挙げられる。] [0032] いくつかの本発明の化合物は、不斉炭素原子を有している(例えば、以下の化合物を参照)。本発明には、エナンチオマーおよびジアステレオマー並びに立体異性体の混合(例えばラセミ体)を含む、全ての立体異性体が含まれる。いくつかの立体異性体は、当分野で公知の方法を用いて製造することができる。該化合物の立体異性体の混合物および関連する中間体は、当分野で公知の方法に従って、個々の異性体に分離することができる。以下のスキームおよび表中の分子構造の描写における楔またはハッシュ(hash)の使用は、相対的な立体化学を示すことのみを意図しており、絶対的な立体化学配置を暗示するものとして解釈すべきでない。] [0033] (合成方法) 該化合物は、以下に記載のものおよび当分野の技術内における改変を含む、当分野で公知の方法によって製造されうる。いくつかの試薬および中間体が当分野においては公知である。他の試薬および中間体を、容易に入手可能な物質を用いて当分野で公知の方法により製造することができる。該化合物の合成を説明するために用いる変数(例えば、番号が付けられた「R」置換基)は、製造方法を例示することのみを意図し、特許請求の範囲または本明細書の他の項で用いられる変数と混同されない。以下の方法は例示目的であり、本発明の範囲を制限するものではない。] [0034] スキーム内で用いる略語は、通常、当分野で用いられる慣習に従う。本明細書および実施例で用いる化学的な略語以下のとおり定義される:「NaHMDS」はナトリウムビス(トリメチルシリル)アミドであり;「DMF」はN,N-ジメチルホルムアミドであり;「MeOH」はメタノールであり;「NBS」はN-ブロモスクシンイミドであり;「Ar」はアリールであり;「TFA」はトリフルオロ酢酸であり;「LAH」は水素化リチウムアルミニウムであり;「BOC」、「DMSO」はジメチルスルホキシドであり;「h」は時間であり;「rt」は室温または保持時間であり(文脈によって決定される);「min」は分であり;「EtOAc」は酢酸エチルであり;「THF」はテトラヒドロフランであり;「EDTA」はエチレンジアミン四酢酸であり;「Et2O」はジエチルエーテルであり;「DMAP」は4-ジメチルアミノピリジンであり;「DCE」は1,2-ジクロロエタンであり;「ACN」はアセトニトリルであり;「DME」は1,2-ジメトキシエタンであり;「HOBt」は1-ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物であり;「DIEA」はジイソプロピルエチルアミン、「Nf」はCF3(CF2)3SO2-であり;「TMOF」はオルトぎ酸トリメチルである。] [0035] スキーム1は、コア構造にピペリジンアミドがどのように作られるかを示す。置換ピペリジンの製造方法は当分野で公知であり、いくつかの例を以下に記載する。 スキーム1] [0036] (生物学的方法) 該化合物は、以下のHCVRdRpアッセイにおいて決定されるように、HCV NS5Bに対する活性を示した。] [0037] HCVNS5B RdRpクローニング、発現、および精製 HCVのNS5Bタンパク質、遺伝子型1bをコードするcDNAをpET21a発現ベクターにクローニングした。該タンパク質を18個のアミノ酸のC-末端トランケーションで発現させ、溶解性を高めた。大腸菌コンピテント細胞株BL21(DE3)を、該タンパク質の発現に用いた。培養物が600 nmで吸光度2.0になるまで、37℃で〜4時間培養した。該培養物を20℃に冷却し、1 mMIPTGで誘導した。新たに調製したアンピシリンを最終濃度50 μg/mlに添加し、該細胞を終夜20℃で増殖させた。] [0038] 細胞ペレット(3L)を溶解して精製し、15〜24 mgの精製NS5Bを得た。該溶解バッファーは、20 mM Tris-HCl、pH 7.4、500 mM NaCl、0.5%トリトンX-100、1 mM DTT、1mMEDTA、20%グリセロール、0.5 mg/mlリゾチーム、10 mM MgCl2、15 μg/mlデオキシリボヌクレアーゼI、およびComplete TM protease inhibitor tablets (Roche)から成る。該溶解バッファーの添加後、凍結させた細胞ペレットを、組織ホモジナイザーを用いて再懸濁した。サンプルの粘稠性を減少させるために、溶解物のアリコートを、ブランソン超音波処理器に接続したマイクロチップを用いて氷上で超音波処理した。超音波処理した溶解物を4℃で1時間、100,000 x gで遠心し、0.2 μmフィルターユニット(Corning)を通して濾過した。] [0039] 該タンパク質を、2つの連続したクロマトグラフィー工程: Heparin sepharose CL-6B、およびpolyU sepharose 4B(Pharmacia)を用いて精製した。該クロマトグラフィーバッファーは溶解バッファーと同じであるが、リゾチーム、デオキシリボヌクレアーゼI、MgCl2またはプロテアーゼインヒビターを含まず、バッファーのNaCl濃度はカラムへのタンパク質の充填要件に従って調節した。カラムの種類に応じて5〜50のカラム容積の様々な長さの各カラムを、NaCl勾配で溶出した。最終クロマトグラフィー工程の後、得られた酵素の純度はSDS-PAGE分析に基づき>90%である。該酵素をアリコートにして-80℃で保存した。] [0040] 標準的HCVNS5B RdRp酵素アッセイ HCV RdRp遺伝子型1bアッセイを、96ウェルプレート(Corning 3600)において、最終量60 mlで行った。該アッセイバッファーは、20 mM Hepes、pH 7.5、2.5 mM KCl、2.5 mM MgCl2、1 mM DTT、1.6 U RNAseインヒビター(Promega N2515)、0.01 mg/mlBSA(Sigma B6917)、および2%グリセロールから成る。全ての化合物をDMSO中に連続的に希釈(3倍)し、アッセイにおけるDMSOの最終濃度が2%であるように、水にさらに希釈した。HCV RdRp 遺伝子型1b酵素は最終濃度28 nMで用いた。ポリA鋳型は6 nMで用い、ビオチン標識オリゴ-dT12プライマーは180 nM最終濃度で用いた。鋳型は商業的に入手した(Amersham 27-4110)。ビオチン標識プライマーはSigma Genosysにより調製された。3H-UTPは0.6 mCi(0.29 mM 総UTP)で用いた。反応は、酵素の添加により開始し、30℃で60分間インキュベートし、SPAビーズ(4 mg/ml, Amersham RPNQ 0007)を含有する50 mMEDTAを25 ml添加することにより停止させた。室温で>1時間インキュベートした後、プレートをPackard Top Count NXTで測定した。] [0041] 修飾HCVNS5B RdRp酵素アッセイ 修飾酵素アッセイを、以下の点を除いて、原則的に標準的な酵素アッセイの記載の通り実施した。ビオチン標識オリゴdT12プライマーを、アッセイバッファー中でプライマーとビーズを混合し、室温で1時間インキュベートすることにより、ストレプトアビジンでコーティングしたSPAビーズ上に予め結合させた。未結合のプライマーを遠心して除去した。該プライマー-結合ビーズを20 mM Hepesバッファー、pH 7.5に再懸濁し、最終濃度20 nMのプライマーおよび0.67 μg/mlのビーズでアッセイに用いた。アッセイにおける添加順序:酵素(1.75 nM)を希釈した化合物に添加し、続いて、鋳型の混合物(0.36 nM)、3H-UTP(0.6 μCi, 0.29 μM)、およびプライマー結合ビーズを添加して反応を開始し;濃縮して最終物を得た。反応は、30℃で4時間行った。] [0042] 化合物のIC50値を、7つの異なる[I]を用いて決定した。IC50値を、式 y = A+((B-A)/(1+((C/x)^D)))を用いて、阻害から算出した。] [0043] FRETアッセイの準備 HCVFRETスクリーニングアッセイを、96-ウェル細胞培養プレートにおいて実施した。該FRETペプチド(Anaspec, Inc.)(Taliani et al., Anal. Biochem. 1996, 240, 60-67)は、ペプチドの一方の端付近に蛍光ドナー、EDANSを有し、もう一方の端付近にアクセプター、DABCYLを有する。ペプチドの蛍光発光はドナーおよびアクセプター間の分子間共鳴エネルギー移動(RET)によりクエンチされるが、NS3プロテアーゼがペプチドを開裂すると、該生成物がRETクエンチから解除され、ドナーの蛍光発光が明らかになる。該アッセイ試薬は以下のとおり調製した:5X細胞ルシフェラーゼ細胞培養溶解試薬(cell Luciferase cell culture lysis reagent)(Promega製)(#E153A)をdH2Oで1Xに希釈し、NaClを150 mM 最終に添加し、該FRETペプチドを2 mM原液から20 μM 最終に希釈した。] [0044] プレートの調製のため、ウミシイタケルシフェラーゼレポーター遺伝子(Renilla luciferase reporter gene)の有無にかかわらず、HCVレプリコン細胞をトリプシン処理し、96-ウェルプレートに入れ、列3から12に滴定した試験化合物を添加し;列1および2はコントロール化合物(HCVコントロールインヒビター)を含み、一番下の列は細胞とDMSOのみを含む。次いで、該プレートを、37℃のCO2インキュベーターに設置した。] [0045] アッセイ 上記(FRETアッセイの準備)の試験化合物の添加後、様々な時点で、該プレートを取り出し、細胞毒性を測定するためにアラマーブルー溶液(Alamar blue solution)(Trek Diagnostics, #00-100)を添加した。Cytoflour 4000装置(PE Biosystems)における測定後、プレートをPBSですすぎ、次いで、30 μlの上記(FRETアッセイの準備)のFRETペプチドアッセイ試薬をウェルごとに添加することにより、FRETアッセイに用いた。その後、該プレートを、340励起/490発光、最大20サイクルの自動モードにセットされたCytoflour 4000装置に設置し、キネティックモード(kinetic mode)で測定した。通常、測定後のエンドポイント分析によるシグナル対ノイズは、少なくとも3倍であった。別法として、アラマーブルー測定後に、プレートをPBSですすぎ、フェノールレッドを含まない50 μlのDMEM(高グルコース)を添加した後、プレートをPromega Dual-Glo Luciferase Assay SystemまたはPromega EnduRen Live Cell Substrate assayを用いたルシフェラーゼアッセイに用いた。] [0046] 化合物分析は、相対的HCVレプリコン阻害および相対的細胞毒性値の定量化により実施した。細胞毒性値(cytoxicity value)の算出のため、コントロールウェルからの平均アラマーブルー蛍光シグナルを100%無毒とした。次いで、化合物試験ウェルのそれぞれにおける個々のシグナルを平均コントロールシグナルで割り、100%をかけて細胞毒性率を決定した。HCVレプリコン阻害値の算出のため、平均バックグラウンド値を、アッセイの最終時点で最高量のHCVコントロールインヒビターを含有する2つのウェルから得た。これらの数値は、未処理Huh-7細胞から得られたものと類似していた。次いで、コントロールウェルから得た平均シグナルから該バックグラウンド値を引き、この値を100%活性として用いた。その後、各化合物試験ウェルにおける個々のシグナルを、バックグラウンド値を引いた後の平均コントロール値で割り、100%をかけて活性率を決定した。EC50値は、FRETまたはルシフェラーゼ活性の50%低下を引き起こす濃度として算出した。化合物プレートにおいて得られた2つの値、細胞毒性(cytoxicity)率および活性率を用いてさらなる分析に関心が持たれる化合物を決定した。] [0047] 化合物の代表的なデータを表1に報告する。 表1 A>0.5 μM; B 0.002 μM - 0.5 μM; C<0.02 μM(しかし、正確な値は決定しなかった)] [0048] (医薬組成物および治療方法) 該化合物は、HCVNS5Bに対する活性を示し、HCVおよびHCV感染症の治療に有用であり得る。従って、本発明の別の態様は、式Iの化合物もしくは医薬的に許容されるその塩、および医薬的に許容される担体を含む組成物である。] [0049] 本発明の別の態様は、C型肝炎の治療のための医薬の製造における式Iの化合物の使用である。] [0050] 本発明の別の態様は、抗HCV活性を有する化合物をさらに含有する組成物である。] [0051] 本発明の別の態様は、抗HCV活性を有する化合物がインターフェロンである組成物である。本発明の別の態様は、該インターフェロンがインターフェロンα2B、ペグインターフェロンα、コンセンサスインターフェロン、インターフェロンα2A、もしくはリンパ芽球様インターフェロンタウから選択される。] [0052] 本発明の別の態様は、抗HCV活性を有する化合物がシクロスポリンである組成物である。本発明の別の態様は、該シクロスポリンがシクロスポリンAである。] [0053] 本発明の別の態様は、抗HCV活性を有する化合物が、インターロイキン2、インターロイキン6、インターロイキン12、1型ヘルパーT細胞応答の発生を増強する化合物、干渉RNA、アンチセンスRNA、イミキモド(Imiqimod)、リバビリン、イノシン5'-一リン酸脱水素酵素インヒビター、アマンタジン、およびリマンタジンからなる群から選択される組成物である。] [0054] 本発明の別の態様は、抗HCV活性を有する化合物が、HCV感染症の治療のために、HCVメタロプロテアーゼ、HCVセリンプロテアーゼ、HCVポリメラーゼ、HCVヘリカーゼ、HCV NS4Bタンパク質、HCVエントリー、HCVアセンブリ、HCVイグレス、HCV NS5Aタンパク質、IMPDH、およびヌクレオシドアナログから選択される標的の機能を阻害するのに有効である、組成物である。] [0055] 本発明の別の態様は、式Iの化合物もしくは医薬的に許容されるその塩、医薬的に許容される担体、インターフェロンおよびリバビリンを含む組成物である。] [0056] 本発明の別の態様は、HCVレプリコンに式Iの化合物または医薬的に許容されるその塩を接触させることを含む、HCVレプリコンの機能を阻害する方法である。] [0057] 本発明の別の態様は、HCVNS5Bタンパク質に式Iの化合物または医薬的に許容されるその塩を接触させることを含む、HCV NS5Bタンパク質の機能を阻害する方法である。] [0058] 本発明の別の態様は、患者に治療上有効な量の式Iの化合物または医薬的に許容されるその塩を投与することを含む、患者におけるHCV感染症の治療方法である。別の実施態様において、該化合物はHCVレプリコンの機能を阻害するのに有効である。別の実施態様において、該化合物はHCVNS5Bタンパク質の機能を阻害するのに有効である。] [0059] 本発明の別の態様は、患者に治療上有効な量の式Iの化合物または医薬的に許容されるその塩を、抗HCV活性を有する別の化合物とともに(前、後、もしくは同時に)投与することを含む、患者におけるHCV感染症の治療方法である。] [0060] 本発明の別の態様は、抗HCV活性を有する他の化合物がインターフェロンである、該方法である。] [0061] 本発明の別の態様は、該インターフェロンがインターフェロンα2B、ペグインターフェロンα、コンセンサスインターフェロン、インターフェロンα2A、またはリンパ芽球様インターフェロンタウから選択される、該方法である。] [0062] 本発明の別の態様は、抗HCV活性を有する他の化合物がシクロスポリンである、該方法である。] [0063] 本発明の別の態様は、該シクロスポリンがシクロスポリンAである、該方法である。] [0064] 本発明の別の態様は、抗HCV活性を有する他の化合物が、インターロイキン2、インターロイキン6、インターロイキン12、1型ヘルパーT細胞応答の発生を増強する化合物、干渉RNA、アンチセンスRNA、イミキモド、リバビリン、イノシン5'-一リン酸脱水素酵素インヒビター、アマンタジン、またはリマンタジンから選択される、該方法である。] [0065] 本発明の別の態様は、HCV感染症の治療のために、抗HCV活性を有する他の化合物が、HCVメタロプロテアーゼ、HCVセリンプロテアーゼ、HCVポリメラーゼ、HCVヘリカーゼ、HCV NS4Bタンパク質、HCVエントリー、HCVアセンブリ、HCVイグレス、HCV NS5Aタンパク質、IMPDH、およびヌクレオシドアナログからなる群から選択される標的の機能を阻害するのに有効である、該方法である。] [0066] 本発明の別の態様は、抗HCV活性を有する他の化合物がHCVNS5Bタンパク質以外のHCVの生活環における標的の機能を阻害するのに有効である、該方法である。] [0067] 「治療上有効な」とは、肝炎およびHCV感染症の分野の医師には明らかであるように、有意義な患者利益をもたらすのに必要な薬剤の量を意味する。治療上有効な量は、有意義な患者利益をもたらすのに必要とされるものである。] [0068] 「患者」とは、肝炎およびHCV感染症の分野の医師には明らかであるように、HCVウイルスに感染しており、療法に適した患者を意味する。] [0069] 「治療」、「療法」、「レジメン」、「HCV感染症」および関連する用語が、肝炎およびHCV感染症の分野の医師には明らかであるように、用いられる。] [0070] 本発明の化合物は、通常、治療上有効な量の化合物またはその医薬的に許容される塩および医薬的に許容される担体を含む医薬組成物として提供され、通常の賦形剤を有してもよい。医薬的に許容される担体は、許容される安全性プロファイルを有する従来既知の担体である。組成物は、例えばカプセル剤、錠剤、トローチ剤(losenge)、および散剤ならびに液体懸濁剤、シロップ剤、エリキシル剤(elixer)、および液剤を含む、全ての一般的な固形および液状形態を包含する。組成物は一般的な製剤技術を用いて製造され、通常の賦形剤(例えば結合剤および湿潤剤)およびベヒクル(例えば水およびアルコール)が組成物に一般的に用いられる。例えば、Remington's Pharmaceutical Sciences, Mack Publishing Company, Easton, PA, 17th edition, 1985を参照。] [0071] 固体組成物は通常、用量当たり約1〜1000 mgの活性成分を提供するように、用量単位および組成物中に製剤化することが好ましい。投与量のいくつかの例は、1 mg、10 mg、100 mg、250 mg、500 mg、および1000 mgである。通常、他の薬剤は、臨床的に用いられる種類の薬剤と同様の単位範囲で存在するであろう。典型的には、これは0.25〜1000 mg/単位である。] [0072] 液体組成物は通常、用量単位内である。通常、液体組成物は1〜100 mg/mLの単位用量内であろう。投与量のいくつかの例は、1 mg/mL、10 mg/mL、25 mg/mL、50 mg/mL、および100 mg/mLである。通常、他の薬剤は、臨床的に用いられる種類の薬剤と同様の単位範囲で存在するであろう。典型的には、これは1〜100 mg/mLである。] [0073] 本発明は全ての一般的な投与様式を包含し;経口および非経口方法が好ましい。通常、投与レジメンは臨床的に用いられる他の薬剤と同様であろう。典型的には、1日用量は、体重1kg当たり1〜100 mg/日であろう。通常、より多くの化合物が経口で必要とされ、非経口ではあまり必要とされない。しかしながら、具体的な投与レジメンは正確な医学的判断を用いて医師により決定されるであろう。] [0074] 本発明はまた、該化合物を併用療法で投与する方法も包含する。すなわち、該化合物を、肝炎およびHCV感染症の治療において有用な他の薬剤と同時だが別個に用いることができる。これらの併用方法において、該化合物は通常、体重1kg当たり1〜100 mg/日の1日用量で、他の薬剤と同時に投与され得る。他の薬剤は通常、治療に用いられる量で投与され得る。しかしながら、具体的な投与レジメンは正確な医学的判断を用いて医師により決定されるであろう。] [0075] 表2に、組成物および方法に適切な化合物のいくつかの例を記載する。 表2] [0076] (具体的実施態様の説明) スキーム内で用いる略語は、通常、当分野で用いられる慣習に従う。本明細書および実施例で用いる化学的な略語は以下のとおり定義される:「NaHMDS」はナトリウムビス(トリメチルシリル)アミドであり;「DMF」はN,N-ジメチルホルムアミドであり;「MeOH」はメタノールであり;「NBS」はN-ブロモスクシンイミドであり;「Ar」はアリールであり;「TFA」はトリフルオロ酢酸であり;「LAH」は水素化リチウムアルミニウムであり;「BOC」、「DMSO」はジメチルスルホキシドであり;「h」は時間であり;「rt」は室温または保持時間であり(文脈によって決定される);「min」は分であり;「EtOAc」は酢酸エチルであり;「THF」はテトラヒドロフランであり;「EDTA」はエチレンジアミン四酢酸であり;「Et2O」はジエチルエーテルであり;「DMAP」は4-ジメチルアミノピリジンであり;「DCE」は1,2-ジクロロエタンであり;「ACN」はアセトニトリルであり;「DME」は1,2-ジメトキシエタンであり;「HOBt」は1-ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物であり;「DIEA」はジイソプロピルエチルアミン、「Nf」はCF3(CF2)3SO2-であり;「TMOF」はオルトぎ酸トリメチルである。] [0077] 本明細書で用いる略語は、以下の通り定義される:「1 x」は1回、「2 x」は2回、「3 x」は3回、「℃」は摂氏度、「eq」は当量、「g」はグラム、「mg」はミリグラム、「L」はリットル、「mL」はミリリットル、「μL」はマイクロリットル、「N」は規定濃度、「M」はモル、「mmol」はミリモル、「min」は分、「h」は時間、「rt」は室温、「RT」は保持時間、「atm」は気圧、「psi」はポンド毎平方インチ、「conc.」は濃度、「sat」もしくは「sat'd」は飽和、「MW」は分子量、「mp」は融点、「ee」は鏡像体過剰率、「MS」もしくは「Mass Spec」は質量分析、「ESI」はエレクトロスプレーイオン化質量分析、「HR」は高分解能、「HRMS」は高分解能質量分析、「LCMS」は液体クロマトグラフィー質量分析、「HPLC」は高圧液体クロマトグラフィー、「RP HPLC」は逆相HPLC、「TLC」もしくは「tlc」は薄層クロマトグラフィー、「NMR」は核磁気共鳴分光法、「1H」はプロトン、「δ」はデルタ、「s」は1重線、「d」は2重線、「t」は3重線、「q」は4重線、「m」は多重線、「br」はブロード、「Hz」はヘルツであり、ならびに「α」、「β」、「R」、「S」、「E」、および「Z」は当業者には周知の立体化学の命名である。] [0078] 一般的方法 DMF(1 ml)中の対応する酸(30 mg)、ヘテロアリール-置換ピペリジン(1.5当量)および2-(1H-ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチルイソウロニウムテトラフルオロボレート(2 当量)の混合液に、室温で、N2下において、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(3 当量)を加えた。該混合液を室温で約17時間撹拌した。次いで、該混合液をMeOHで希釈し、島津-VPプレパラティブ逆相HPLCにより精製した。] [0079] シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-5-カルボキサミド, 8-シクロヘキシル-N-[(ジメチルアミノ)スルホニル]-1,1a,2,12b-テトラヒドロ-11-メトキシ-1a-[[2-(2-チアゾリル)-1-ピペリジニル]カルボニル]- 上記と同様の方法で、ラセミ酸である、シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-1a(2H)-カルボン酸,8-シクロヘキシル-5-[[[(ジメチルアミノ)スルホニル]アミノ]カルボニル]-1,12b-ジヒドロ-11-メトキシ-、および2-(ピペリジン-2-イル)チアゾールの間のカップリングから、TFA塩として製造した。分離メソッド:溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 30, 最終%B = 100,グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 12 分,流速= 30 mL/分,カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mm,フラクション採取: 9.59 - 10.15 分を用いた、島津-VPプレパラティブ逆相HPLC(220 nmでUV検出)による精製。LC/MSを、島津-VP装置(220 nmでのUV検出)およびWaters Micromassを用いることにより実施した。HPLC メソッド: 溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 702.41, HPLC 保持時間 = 1.942 分. HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-10 mM NH4OAc, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-10 mM NH4OAc, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 702.52, HPLC 保持時間 = 1.492 分.分析HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 10, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 20 分, 流速 = 1 ml/分, カラム: Waters Sunfire C-18, 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 12.47 分; カラム: Waters Xbridge Phenyl column 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 10.93 分.] [0080] 7H-インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-10-カルボキサミド, 13-シクロヘキシル-N-[(ジメチルアミノ)スルホニル]-3-メトキシ-6-[[2-(2-チアゾリル)-1-ピペリジニル]カルボニル]- 上記と同様の方法で、不飽和酸である、7H-インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-6-カルボン酸,13-シクロヘキシル-10-[[[(ジメチルアミノ)スルホニル]アミノ]カルボニル]-3-メトキシ-、および2-(ピペリジン-2-イル)チアゾールの間のカップリングから、TFA塩として製造した。分離メソッド:溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 30, 最終%B = 100,グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 12 分,流速= 30 mL/分,カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mm,フラクション採取: 10.15 - 10.76 分を用いた、島津-VPプレパラティブ逆相HPLC(220 nmでのUV検出)による精製。LC/MSを、島津-VP装置(220 nmでのUV検出)およびWaters Micromassを用いることにより実施した。HPLC メソッド: 溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 688.38, HPLC 保持時間 = 1.957 分. HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-10 mM NH4OAc, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-10 mM NH4OAc, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 688.49, HPLC 保持時間 = 1.530 分.分析HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 10, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 20 分, 流速 = 1 ml/分, カラム: Waters Sunfire C-18, 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 12.29 分; カラム: Waters Xbridge Phenyl column 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 10.94 分.] [0081] シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-5-カルボキサミド, 8-シクロヘキシル-N-[(ジメチルアミノ)スルホニル]-1,1a,2,12b-テトラヒドロ-11-メトキシ-1a-[[2-[3-(1-メチルエチル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]- 上記と同様の方法で、該ラセミ酸および3-イソプロピル-5-(ピペリジン-2-イル)-1,2,4-オキサジアゾールの間のカップリングから、TFA塩として製造した。分離メソッド:溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 30, 最終%B = 100,グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 12 分,流速= 30 mL/分,カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mm,フラクション採取: 10.44 - 11.29 分を用いた島津-VPプレパラティブ逆相HPLC(220 nmでのUV検出)による精製。LC/MSを、島津-VP装置(220 nmでのUV検出)およびWaters Micromassを用いることにより実施した。 HPLC メソッド: 溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 729.46, HPLC 保持時間 = 2.027 分. HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-10 mM NH4OAc, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-10 mM NH4OAc, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 729.50, HPLC 保持時間 = 1.663 分.分析HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 10, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 20 分, 流速 = 1 ml/分, カラム: Waters Xbridge Phenyl column 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 11.35 分.] [0082] 7H-インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-10-カルボキサミド, 13-シクロヘキシル-N-[(ジメチルアミノ)スルホニル]-3-メトキシ-6-[[2-[3-(1-メチルエチル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]- 上記と同様の方法で、該不飽和酸および3-イソプロピル-5-(ピペリジン-2-イル)-1,2,4-オキサジアゾールの間のカップリングから、TFA塩として製造した。分離メソッド:溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 30, 最終%B = 100,グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 12 分,流速= 30 mL/分,カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mm,フラクション採取: 10.59 - 11.20 分を用いた島津-VPプレパラティブ逆相HPLC(220 nmでのUV検出)による精製。 1HNMR(500MHz, CD3OD) δ 8.15 (ブロードのs, 1H), 7.91 (ブロードのs, 1H), 7.59 (ブロードのs, 1H), 7.57 (d, J = 8.5, 1H), 7.16 (ブロードのd, 1H), 7.06 (ブロードのs, 2H), 5.20 (ブロードのs, 1H), 4.42 (ブロードのs, 1H), 3.93 (s, 3H), 3.17 (m, 1H), 3.09 (ブロードのs, 1H), 3.03 (s, 6H), 2.88 (ブロードのm, 2H), 2.35 (ブロードのs, 1H), 2.21-1.88 (重複したブロードのm, 5H), 1.86-1.67 (重複したブロードのm, 3H), 1.67-1.16 (重複したブロードのm, 8H), 1.32 (s, 6H). LC/MSを、島津-VP装置(220 nmでのUV検出)およびWaters Micromassを用いることにより実施した。 HPLC メソッド: 溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 715.41, HPLC 保持時間 = 2.025 分. HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-10 mM NH4OAc, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-10 mM NH4OAc, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 715.45, HPLC 保持時間 = 1.657 分.分析HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 10, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 20 分, 流速 = 1 ml/分, Waters Sunfire C-18, 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 13.06 分; カラム: Waters Xbridge Phenyl column 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 11.38 分.] [0083] シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-5-カルボキサミド, 8-シクロヘキシル-N-[(ジメチルアミノ)スルホニル]-1,1a,2,12b-テトラヒドロ-11-メトキシ-1a-[[4-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]- 上記と同様の方法で、該ラセミ酸および3-メチル-5-(ピペリジン-4-イル)-1,2,4-オキサジアゾールの間のカップリングから、TFA塩として製造した。分離メソッド:溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 30, 最終%B = 100,グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 12 分,流速= 30 mL/分,カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mm,フラクション採取: 9.37 - 9.97 分を用いた島津-VPプレパラティブ逆相HPLC(220 nmでのUV検出)による精製。 1HNMR(500MHz, CD3OD, 約2:1の比の2つの異性体の混合物として) δ 8.10 (s, 0.5H), 7.96 (s, 1H), 7.91 (d, J = 8.5, 0.5H), 7.85 (d, J = 8.0, 1H), 7.62 (dd, J = 8.5, 1.5, 0.5H), 7.52 (d, J = 8.0, 1H), 7.324 (d, J = 8.5, 0.5H), 7.315 (d, J = 8.5, 1H), 7.20 (d, J = 2, 1H), 7.18 (d, J = 2, 0.5H), 7.02 (dd, J = 8.5, 2.5, 1H), 7.00 (dd, 0.5H), 5.09 (ブロードのd, J = 15.5, 1H), 4.84 (d, 0.5H), 4.13 (d, J = 15, 0.5H), 3.91 (s, 1.5H), 3.90 (s, 3H), 3.66 (d, J = 15.5, 1H), 3.34-3.23 (重複したm, 2.5H), 3.23-3.17 (重複したm, 0.5H) 3.11-2.90 (重複したm, 2.5H), 3.01 (s, 9H), 2.84 (m, 1H), 2.72 (ブロードのm, 1H), 2.65 (ブロードのm, 1H), 2.52 (dd, J = 9.9, 6.3, 0.5H), 2.37 (s, 4.5H), 2.28-1.72 (ブロードの重複したm, 14H), 1.62 (ブロードのd, 1.5H), 1.57-1.18 (ブロードの重複したm, 9H), 1.07 (dd, J = 9.9, 6.0, 0.5H), 0.18 (t, J = 6.0, 0.5H). LC/MSを、島津-VP装置(220 nmでのUV検出)およびWaters Micromassを用いることにより実施した。HPLC メソッド: 溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 701.46, HPLC 保持時間 = 1.870 分. HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-10 mM NH4OAc, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-10 mM NH4OAc, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 701.46, HPLC 保持時間 = 1.390 分.分析HPLCを、島津-VP装置(254 nmおよび256 nmでのUV検出)を用いることにより実施した。 分析HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 10, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 20 分, 流速 = 1 ml/分, カラム: Waters Sunfire C-18, 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 11.66 分; カラム: Waters Xbridge Phenyl column 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 10.40 分.] [0084] 7H-インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-10-カルボキサミド, 13-シクロヘキシル-N-[(ジメチルアミノ)スルホニル]-3-メトキシ-6-[[4-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]- 上記と同様の方法で、該不飽和酸および3-メチル-5-(ピペリジン-4-イル)-1,2,4-オキサジアゾールの間のカップリングから、TFA塩として製造した。分離メソッド:溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 30, 最終%B = 100,グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 12 分,流速= 30 mL/分,カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mm,フラクション採取: 9.48 - 10.08 分を用いた島津-VPプレパラティブ逆相HPLC(220 nmでのUV検出)による精製。 1HNMR(500MHz, CD3OD) δ 8.12 (s, 1H), 7.91 (d, J = 8.5, 1H), 7.59 (dd, J = 8.5, 1.5, 1H), 7.55 (d, J = 8.5, 1H), 7.15 (dd, J = 8.5, 2.5, 1H), 7.10 (s, 1H), 6.98 (s, 1H), 5.13 (ブロードのm, 1H), 4.37 (ブロードのm, 1H), 3.93 (s, 3H), 3.27-3.07 (重複したm, 4H), 3.02 (s, 6H), 2.92-2.81 (重複したm, 2H), 2.35 (s, 3H), 2.21-1.67 (重複したブロードのm, 10H), 1.57-1.32 (重複したブロードのm, 3H), 1.24 (ブロードのm, 1H). LC/MSを、島津-VP装置(220 nmでのUV検出)およびWaters Micromassを用いることにより実施した。 HPLC メソッド: 溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 687.42, HPLC 保持時間 = 1.882 分. HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-10 mM NH4OAc, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-10 mM NH4OAc, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 687.40, HPLC 保持時間 = 1.440 分.分析HPLCを、島津-VP装置(254 nmおよび256 nmでのUV検出)を用いることにより実施した。 分析HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 10, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 20 分, 流速 = 1 ml/分, カラム: Waters Sunfire C-18, 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 11.62 分; カラム: Waters Xbridge Phenyl column 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 10.46 分.] [0085] シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-5-カルボキサミド, 8-シクロヘキシル-N-[(ジメチルアミノ)スルホニル]-1,1a,2,12b-テトラヒドロ-11-メトキシ-1a-[[4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]- 上記と同様の方法で、該ラセミ酸および4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)ピペリジン(2HCl, H2O)の間のカップリングから、TFA塩として製造した。分離メソッド:溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 30, 最終%B = 100,グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 12 分,流速= 30 mL/分,カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mm,フラクション採取: 9.23 - 9.83 分を用いた島津-VPプレパラティブ逆相HPLC(220 nmでのUV検出)による精製。 LC/MSを、島津-VP装置(220 nmでのUV検出)およびWaters Micromassを用いることにより実施した。 HPLC メソッド: 溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 700.46, HPLC 保持時間 = 1.707 分. HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-10 mM NH4OAc, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-10 mM NH4OAc, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 700.39, HPLC 保持時間 = 1.283 分.分析HPLCを、島津-VP装置(254 nmおよび256 nmでのUV検出)を用いることにより実施した。 分析HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 10, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 20 分, 流速 = 1 ml/分, カラム: Waters Sunfire C-18, 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 8.49 分; カラム: Waters Xbridge Phenyl column 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 8.37 分.] [0086] 7H-インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-10-カルボキサミド, 13-シクロヘキシル-N-[(ジメチルアミノ)スルホニル]-3-メトキシ-6-[[4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]- 上記と同様の方法で、該不飽和酸および4-(4-メチル-4H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)ピペリジン(2HCl, H2O)の間のカップリングから、TFA塩として製造した。分離メソッド:溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 30, 最終%B = 100,グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 12 分,流速= 30 mL/分,カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mm,フラクション採取: 9.34 - 9.94 分を用いた島津-VPプレパラティブ逆相HPLC(220 nmでのUV検出)による精製。 1HNMR(500MHz, CD3OD) δ 9.22 (s, 1H), 8.12 (s, 1H), 7.91 (d, J = 9, 1H), 7.58 (dd, J = 8.5, 1.5, 1H), 7.56 (d, J = 9, 1H), 7.16 (dd, J = 8.5, 2.5, 1H), 7.10 (d, J = 2.5, 1H), 7.01 (s, 1H), 5.15 (ブロードのm, 1H), 4.38 (ブロードのm, 1H), 3.93 (s, 3H), 3.88 (s, 3H), 3.40-3.26 (m 溶媒のピークと重複, 2H), 3.14 (重複したm, 2H), 3.02 (s, 6H), 2.88 (重複したm, 2H), 2.21-1.88 (重複したm, 6H), 1.79 (重複したブロードのm, 4H), 1.45 (重複したブロードのm, 3H), 1.24 (ブロードのm, 1H). LC/MSを、島津-VP装置(220 nmでのUV検出)およびWaters Micromassを用いることにより実施した。 HPLC メソッド: 溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 686.43, HPLC 保持時間 = 1.688 分. HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-10 mM NH4OAc, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-10 mM NH4OAc, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 686.41, HPLC 保持時間 = 1.282 分.分析HPLCを、島津-VP装置(254 nmおよび256 nmでのUV検出)を用いることにより実施した。 分析HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 10, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 20 分, 流速 = 1 ml/分, カラム: Waters Sunfire C-18, 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 8.28 分; カラム: Waters Xbridge Phenyl column 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 8.57 分.] [0087] シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-5-カルボキサミド, 8-シクロヘキシル-1,1a,2,12b-テトラヒドロ-11-メトキシ-N-[(1-メチルエチル)スルホニル]-1a-[[4-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]- 上記と同様の方法で、ラセミ酸である、シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-1a(2H)-カルボン酸, 8-シクロヘキシル-1,12b-ジヒドロ-11-メトキシ-5-[[[(1-メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]-および3-メチル-5-(ピペリジン-4-イル)-1,2,4-オキサジアゾールの間のカップリングから、TFA塩として製造した。分離メソッド:溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 30, 最終%B = 100,グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 12 分,流速= 30 mL/分,カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mm,フラクション採取: 9.35 - 9.95 分を用いた島津-VPプレパラティブ逆相HPLC(220 nmでのUV検出)による精製。 1HNMR(500MHz, CD3OD, 約2.5:1の比の2つの異性体の混合物として) δ 8.12 (s, 0.4H), 7.97 (s, 1H), 7.91 (d, J = 8.5, 0.4H), 7.85 (d, J = 8.5, 1H), 7.63 (d, J = 9.0, 0.4H), 7.53 (d, J = 8.0, 1H), 7.32 (d, J = 8.5, 0.4H), 7.31 (d, J = 8.5, 1H), 7.19 (d, J = 2.5, 1H), 7.18 (d, J = 2.5, 0.4H), 7.02 (dd, J = 8.5, 2.5, 1H), 7.00 (dd, 0.4H), 5.07 (ブロードのd, J = 15, 1H), 4.80 (d, 0.4H), 4.12 (d, J = 15, 0.4H), 3.99 (m, 1.4H), 3.91 (s, 1.2H), 3.90 (s, 3H), 3.64 (d, J = 15, 1H), 3.42-3.30 (重複したm, 1.2H), 3.30-3.17 (m, 1H), 3.10 (ブロードのm, 1H), 2.98 (m, 1.4H), 2.91-2.69 (重複したm, 2.4H), 2.63 (ブロードのm, 1H), 2.53 (dd, J = 9.9, 6.3, 0.4H), 2.38 (s, 4.2H), 2.27-1.74 (重複したm, 13H), 1.64 (ブロードのd, 1.4H), 1.56-1.37 (重複したm, 5.6H), 1.47-1.44 (mと重複したs, 8.4H), 1.36-1.19 (重複したm, 3H), 1.08 (dd, J = 9.8, 6.0, 0.4H), 0.17 (t, J = 6.0, 0.4H). LC/MSを、島津-VP装置(220 nmでのUV検出)およびWaters Micromassを用いることにより実施した。 HPLC メソッド: 溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 700.38, HPLC 保持時間 = 1.897 分. HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-10 mM NH4OAc, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-10 mM NH4OAc, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 700.45, HPLC 保持時間 = 1.265 分.分析HPLCを、島津-VP装置(254 nmおよび256 nmでのUV検出)を用いることにより実施した。 分析HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 10, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 20 分, 流速 = 1 ml/分, カラム: Waters Sunfire C-18, 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 11.49 分; カラム: Waters Xbridge Phenyl column 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 10.30 分.] [0088] シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-5-カルボキサミド, 8-シクロヘキシル-N-[(ジメチルアミノ)スルホニル]-1,1a,2,12b-テトラヒドロ-11-メトキシ-1a-[[4-(5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]- 上記と同様の方法で、該ラセミ酸および2-メチル-5-(ピペリジン-4-イル)-1,3,4-オキサジアゾールの間のカップリングから、TFA塩として製造した。分離メソッド:溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 30, 最終%B = 100,グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 12 分,流速= 30 mL/分,カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mm,フラクション採取: 8.85 - 9.45 分を用いた島津-VPプレパラティブ逆相HPLC(220 nmでのUV検出)による精製。 1HNMR(500MHz, CD3OD, 約2:1の比の2つの異性体の混合物として) δ 8.09 (s, 0.5H), 7.99 (s, 1H), 7.91 (d, J = 8.5, 0.5H), 7.87 (d, J = 8.5, 1H), 7.62 (dd, 0.5H), 7.55 (dd, 1H), 7.33 (d, J = 8.5, 0.5H), 7.32 (d, J = 8.5, 1H), 7.20 (d, J = 2.5, 1H), 7.19 (d, J = 2.5, 0.5H), 7.03 (dd, J = 8.5, 2.5, 1H), 7.00 (dd, J = 8.5, 2.5, 0.5H), 5.10 (ブロードのd, J = 15, 1H), 4.82 (d, 0.5H), 4.15 (d, J = 15, 0.5H), 3.92 (s, 1.5H), 3.90 (s, 3H), 3.67 (d, J = 15, 1H), 3.39-3.10 (重複したm, 3H) 3.10-2.93 (重複したm, 2.5H), 3.00 (s, 9H), 2.91-2.80 (重複したm, 1.5H), 2.72 (ブロードのm, 0.5H), 2.65 (ブロードのm, 1H), 2.55 (s, 4.5H), 2.52 (m, 0.5H), 2.29-1.74 (ブロードの重複したm, 14H), 1.63 (ブロードのd, 1.5H), 1.57-1.38 (ブロードの重複したm, 5.5H), 1.38-1.19 (ブロードの重複したm, 3.5H), 1.07 (dd, J = 9.6, 6.0, 0.5H), 0.18 (t, J = 6.0, 0.5H). LC/MSを、島津-VP装置(220 nmでのUV検出)およびWaters Micromassを用いることにより実施した。 HPLC メソッド: 溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 701.34, HPLC 保持時間 = 1.842 分. HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-10 mM NH4OAc, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-10 mM NH4OAc, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 4 ml/分, カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 701.40, HPLC 保持時間 = 1.315 分.分析HPLCを、島津-VP装置(254 nmおよび256 nmでのUV検出)を用いることにより実施した。 分析HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 10, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 20 分, 流速 = 1 ml/分, カラム: Waters Sunfire C-18, 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 10.78 分; カラム: Waters Xbridge Phenyl column 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 9.65 分.] [0089] シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-5-カルボキサミド, 8-シクロヘキシル-N-[(ジメチルアミノ)スルホニル]-1,1a,2,12b-テトラヒドロ-11-メトキシ-1a-[[4-(5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-, (1aR,12bS)- 上記と同様の方法で、キラル酸である、シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-1a(2H)-カルボン酸, 8-シクロヘキシル-5-[[[(ジメチルアミノ)スルホニル]アミノ]カルボニル]-1,12b-ジヒドロ-11-メトキシ-, (1aR,12bS)-および2-メチル-5-(ピペリジン-4-イル)-1,3,4-オキサジアゾールの間のカップリングから、TFA塩として製造した。分離メソッド:溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 30, 最終%B = 100,グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 12 分,流速= 30 mL/分,カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mm,フラクション採取: 8.85 - 9.45 分を用いた島津-VPプレパラティブ逆相HPLC(220 nmでのUV検出)による精製。LC/MSを、島津-VP装置(220 nmでのUV検出)およびWaters Micromassを用いることにより実施した。 HPLC メソッド: 溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 701.34, HPLC 保持時間 = 1.817 分. HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-10 mM NH4OAc, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-10 mM NH4OAc, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 4 ml/分, カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 701.34, HPLC 保持時間 = 1.345 分.分析HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeOH-95% H2O-10 mM NH4HCO3 (pH = 9.5), 溶媒B = 95% MeOH-5%H2O-10 mM NH4HCO3 (pH = 9.5), 開始%B = 10, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 20 分, 流速 = 1 ml/分, カラム: Phenomenex Gemini, 保持時間 = 10.89 分; カラム: Waters Xbridge Phe, 保持時間 = 10.42 分.旋光度[α] = -66.64, c=3.14 mg/ml (MeOH), 589 nm, 50 mmセル.] [0090] シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-5-カルボキサミド, 1a-[[4-(5-アミノ-1,3,4-チアジアゾール-2-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-8-シクロヘキシル-N-[(ジメチルアミノ)スルホニル]-1,1a,2,12b-テトラヒドロ-11-メトキシ- 上記と同様の方法で、該ラセミ酸および5-(ピペリジン-4-イル)-1,3,4-チアジアゾール-2-アミンの間のカップリングから、TFA塩として製造した。分離メソッド:溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 30, 最終%B = 100,グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 12 分,流速= 30 mL/分,カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mm,フラクション採取: 8.18 - 8.78 分を用いた島津-VPプレパラティブ逆相HPLC(220 nmでのUV検出)による精製。 1HNMR(500MHz, CD3OD, 約2.5:1の比の2つの異性体の混合物として) 8.09 (s, 0.4H), 7.99 (s, 1H), 7.93 (d, J = 8.5, 0.4H), 7.89 (d, J = 8.5, 1H), 7.63 (d, J = 7.0, 0.4H), 7.56 (d, J = 8.5, 1H), 7.34 (d, J = 8.5, 1.4H), 7.21 (d, J = 2.5, 1H), 7.19 (d, J = 2.5, 0.4H), 7.04 (dd, J = 8.5, 2.5, 1H), 7.02 (dd, 0.4H), 5.14 (ブロードのd, 1H), 4.94-4.83 (d 溶媒のピークと重複, 0.4H), 4.17 (d, J = 15, 0.4H), 3.92 (s, 1.2H), 3.91 (s, 3H), 3.70 (d, J = 15, 1H), 3.36-3.27 (重複したm, 2.8H), 3.2 (重複したm, 1.4H), 3.06-2.95 (重複したm, 2H), 3.01 (s, 8.4H), 2.86 (ブロードのm, 0.4H), 2.67 (ブロードのm, 1.4H), 2.55 (dd, J = 9.6, 6.3, 0.4H), 2.30-1.88 (ブロードの重複したm, 8H), 1.88-1.74 (ブロードの重複したm, 4H), 1.65 (ブロードのd, 1H), 1.58-1.37 (ブロードの重複したm, 5H), 1.37-1.20 (ブロードの重複したm, 5H), 1.08 (dd, J = 9.9, 6.0, 0.4H), 0.22 (t, J = 6.0, 0.4H). LC/MSを、島津-VP装置(220 nmでのUV検出)およびWaters Micromassを用いることにより実施した。 HPLC メソッド: 溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 718.28, HPLC 保持時間 = 1.715 分. HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-10 mM NH4OAc, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-10 mM NH4OAc, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 4 ml/分, カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 718.38, HPLC 保持時間 = 1.210 分.分析HPLCを、島津-VP装置(254 nmおよび256 nmでのUV検出)を用いることにより実施した。 分析HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 10, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 20 分, 流速 = 1 ml/分, カラム: Waters Sunfire C-18, 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 8.80 分; カラム: Waters Xbridge Phenyl column 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 8.52 分.] [0091] シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-5-カルボキサミド, 8-シクロヘキシル-N-[(ジメチルアミノ)スルホニル]-1a-[[4-(3,5-ジメチル-4H-1,2,4-トリアゾール-4-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-1,1a,2,12b-テトラヒドロ-11-メトキシ- 上記と同様の方法で、該ラセミ酸および5-(ピペリジン-4-イル)-1,3,4-チアジアゾール-2-アミンの間のカップリングから、TFA塩として製造した。分離メソッド:溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 30, 最終%B = 100,グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 12 分,流速= 30 mL/分,カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mm,フラクション採取: 7.59 - 8.19 分を用いた島津-VPプレパラティブ逆相HPLC(220 nmでのUV検出)による精製。 1HNMR(500MHz, CD3OD, 約2:1の比の2つの異性体の混合物として) δ 8.03 (重複したs, 1.5H), 7.93 (重複したd, 1.5H), 7.59 (重複したdd, 1.5H), 7.34 (d, J = 8.5, 1.5H), 7.21 (重複したm, 1.5H), 7.04 (dd, J = 8.5, 2.5, 1H), 7.01 (dd, J = 8.5, 2.5, 0.5H), 5.16 (d, J = 15, 1H), 4.93 (d, 0.5H), 4.69 (m, 1H), 4.43 (m, 0.5H), 4.21 (d, J = 15.5, 0.5H), 3.92 (s, 1.5H), 3.91 (s, 3H), 3.69 (d, J = 15.5, 1H), 3.20 (m, 1H), 3.09-2.92 (m, 1H), 3.02 (s, 6H), 2.97 (s, 3H), 2.90-2.76 (s および重複したm, 5.5H), 2.76-2.41 (ブロードのs および重複したm, 9H), 2.31 (ブロードのm, 1.5H), 2.25-1.88 (ブロードの重複したm, 9H), 1.88 (ブロードのm, 4H), 1.63 (ブロードのd, 1H), 1.55-1.37 (ブロードの重複したm, 5.5H), 1.37-1.18 (ブロードの重複したm, 3.5H), 1.06 (ブロードのm, 0.5H), 0.21 (t, J = 6.1, 0.5H). LC/MSを、島津-VP装置(220 nmでのUV検出)およびWaters Micromassを用いることにより実施した。 HPLC メソッド: 溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 714.46, HPLC 保持時間 = 1.675 分. HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-10 mM NH4OAc, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-10 mM NH4OAc, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 4 ml/分, カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 714.47, HPLC 保持時間 = 1.207分.分析HPLCを、島津-VP装置(254 nmおよび256 nmでのUV検出)を用いることにより実施した。 分析HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 10, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 20 分, 流速 = 1 ml/分, カラム: Waters Sunfire C-18, 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 7.65 分; カラム: Waters Xbridge Phenyl column 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 8.31 分.] [0092] シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-5-カルボキサミド, 8-シクロヘキシル-1,1a,2,12b-テトラヒドロ-11-メトキシ-N-[(1-メチルエチル)スルホニル]-1a-[[4-(5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]- 上記と同様の方法で、ラセミ酸である、シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-1a(2H)-カルボン酸, 8-シクロヘキシル-1,12b-ジヒドロ-11-メトキシ-5-[[[(1-メチルエチル)スルホニル]アミノ]カルボニル]-および2-メチル-5-(ピペリジン-4-イル)-1,3,4-オキサジアゾールの間のカップリングから、TFA塩として製造した。分離メソッド:溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 30, 最終%B = 100,グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 12 分,流速= 30 mL/分,カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mm,フラクション採取: 8.68 - 9.91 分を用いた島津-VPプレパラティブ逆相HPLC(220 nmでのUV検出)による精製。 1HNMR(500MHz, CD3OD, 約2:1の比の2つの異性体の混合物として) δ 8.10 (s, 0.5H), 7.99 (s, 1H), 7.92 (d, J = 8.5, 0.5H), 7.87 (d, J = 8.5, 1H), 7.63 (dd, J = 8.5, 1.5, 0.5H), 7.56 (d, J = 8.0, 1H), 7.31 (d, J = 8.5, 1.5H), 7.19 (d, J = 2.5, 1H), 7.18 (d, J = 2.5, 0.5H), 7.02 (dd, J = 8.5, 2.5, 1H), 6.99 (dd, 0.5H), 5.08 (ブロードのd, J = 14.7, 1H), 4.80 (d, J = 14.7, 0.5H), 4.13 (d, J = 15, 0.5H), 3.98 (m, 1.5H), 3.91 (s, 1.5H), 3.90 (s, 3H), 3.65 (d, J = 15, 1H), 3.38-3.23 (重複したm, 2H), 3.20 (m, 0.5H), 3.07 (ブロードのm, 1H), 2.98 (m, 1.5H), 2.92-2.67 (重複したm, 2.5H), 2.63 (ブロードのm, 1H), 2.53 (m, 0.5H), 2.56 (s, 4.5H), 2.29-1.86 (重複したm, 10H), 1.86-1.73 (重複したm, 4H), 1.63 (ブロードのd, 1.5H), 1.56-1.36 (重複したm, 5H), 1.44 (ブロードのmと重複したs, 9H), 1.36-1.19 (重複したm, 4H), 1.06 (dd, J = 9.9, 6.0, 0.5H), 0.18 (t, J = 6.0, 0.5H). LC/MSを、島津-VP装置(220 nmでのUV検出)およびWaters Micromassを用いることにより実施した。 HPLC メソッド: 溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 700.34, HPLC 保持時間 = 1.837 分. HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-10 mM NH4OAc, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-10 mM NH4OAc, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 4 ml/分, カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 700.46, HPLC 保持時間 = 1.207 分.分析HPLCを、島津-VP装置(254 nmおよび256 nmでのUV検出)を用いることにより実施した。 分析HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 10, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 20 分, 流速 = 1 ml/分, カラム: Waters Sunfire C-18, 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 10.67 分; カラム: Waters Xbridge Phenyl column 4.6 x 150 mm, 3.5 um, 保持時間 = 9.61 分.] [0093] シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-5-カルボキサミド, 8-シクロヘキシル-N-[(ジメチルアミノ)スルホニル]-1,1a,2,12b-テトラヒドロ-11-メトキシ-1a-[[4-(5-フェニル-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]- 上記と同様の方法で、該ラセミ酸および2-フェニル-5-(ピペリジン-4-イル)-1,3,4-オキサジアゾールの間のカップリングから、TFA塩として製造した。分離メソッド:溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 30, 最終%B = 100,グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 12 分,流速= 30 mL/分,カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mm,フラクション採取: 9.79 - 10.39 分を用いた島津-VPプレパラティブ逆相HPLC(220 nmでのUV検出)による精製。 1HNMR(500MHz, CD3OD, 2:1の比の2つの異性体の混合物として) δ 8.11 (s, 0.5H), 8.09-8.02 (重複したm, 3H), 7.99 (s, 1H), 7.90 (d, J = 8.6, 0.5H), 7.81 (ブロードのs, 1H), 7.67-7.54 (重複したm, 5H), 7.50 (ブロードのd, 1H), 7.32 (d, J = 8.5, 0.5H), 7.31 (d, J = 8.5, 1H), 7.20 (重複したd, 1.5H), 7.02 (dd, J = 8.7, 2.5, 1H), 6.99 (dd, 0.5H), 5.10 (ブロードのd, J = 15, 1H), 4.84 (d, 0.5H), 4.14 (d, J = 15, 0.5H), 3.91 (s, 1.5H), 3.90 (s, 3H), 3.66 (d, J = 15, 1H), 3.43 (ブロードのm, 1H), 3.39-3.30 (重複したm, 1H), 3.29 (m, 0.5H), 3.20, 3.18, 3.14 (1つのブロードのmと重複した2つのm, 2H), 3.08-2.88 (重複したm, 1.5H), 2.96 (ブロードのs, 9H), 2.83 (重複したm, 1.5H), 2.66 (ブロードのm, 1H), 2.55 (dd, J = 9.9, 6.3, 0.5H), 2.40-2.21 (ブロードの重複したm, 1.5H), 2.21-1.87 (ブロードの重複したm, 10H), 1.87-1.72 (ブロードの重複したm, 4H), 1.65 (ブロードのd, 1H), 1.57-1.17 (重複したm, 8H), 1.08 (dd, J = 9.8, 6.0, 0.5H), 0.18 (t, J = 6.0, 0.5H). LC/MSを、島津-VP装置(220 nmでのUV検出)およびWaters Micromassを用いることにより実施した。 HPLC メソッド: 溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 763.36, HPLC 保持時間 = 1.937 分. HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-10 mM NH4OAc, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-10 mM NH4OAc, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 4 ml/分, カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 763.36, HPLC 保持時間 = 1.583 分.分析HPLCを、島津-VP装置(254 nmおよび256 nmでのUV検出)を用いることにより実施した。 分析HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeOH-95% H2O-10 mM NH4HCO3 (pH = 9.5), 溶媒B = 95% MeOH-5%H2O-10 mM NH4HCO3 (pH = 9.5), 開始%B = 10, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 20 分, 流速 = 1 ml/分, カラム: Phenomenex Gemini, 保持時間 = 11.46 分; カラム: Waters Xbridge Phe, 保持時間 = 10.34 分.] [0094] シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-5-カルボキサミド, 1a-[[4-(2-ベンゾオキサゾリル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-8-シクロヘキシル-N-[(ジメチルアミノ)スルホニル]-1,1a,2,12b-テトラヒドロ-11-メトキシ- 上記と同様の方法で、該ラセミ酸および2-(ピペリジン-4-イル)ベンゾ[d]オキサゾールの間のカップリングから、TFA塩として製造した。分離メソッド:溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 30, 最終%B = 100,グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 12 分,流速= 30 mL/分,カラム: Xterra Prep MS C18 5u 30x50mm,フラクション採取: 10.05 - 10.65 分を用いた島津-VPプレパラティブ逆相HPLC(220 nmでのUV検出)による精製。 1HNMR(500MHz, CD3OD, 約2:1の比の2つの異性体の混合物として). δ 8.12 (s, 0.5H), 8.01 (s, 1H), 7.90 (d, J = 8.5, 0.5H), 7.79 (ブロードのs, 1H), 7.67-7.59 (重複したm, 3.5H), 7.49 (ブロードのd, 1H), 7.38 (重複したm, 3H), 7.33 (d, 0.5H), 7.31 (d, J = 8.5, 1H), 7.19 (重複したd, 1.5H), 7.02 (dd, J = 8.7, 2.5, 1H), 6.99 (dd, 0.5H), 5.11 (ブロードのd, J = 14.6, 1H), 4.84 (d, 0.5H), 4.14 (d, J = 15, 0.5H), 3.91 (s, 1.5H), 3.90 (s, 3H), 3.66 (d, J = 15, 1H), 3.40 (m, 0.5H), 3.37 (m, 0.5H), 3.20 (m, 0.5H), 3.14-3.03 (ブロードの重複したm, 2H), 3.03-2.90 (重複したm, 1.5H), 2.96 (ブロードのs, 9H), 2.84 (重複したm, 2H), 2.66 (ブロードのm, 1.5H), 2.54 (dd, J = 9.9, 6.3, 0.5H), 2.37-2.21 (ブロードの重複したm, 1.5H), 2.21-1.86 (ブロードの重複したm, 9H), 1.86-1.70 (ブロードの重複したm, 4H), 1.61 (ブロードのd, 1.5H), 1.56-1.17 (重複したm, 8.5H), 1.08 (dd, J = 9.8, 6.0, 0.5H), 0.18 (t, J = 6.0, 0.5H). LC/MSを、島津-VP装置(220 nmでのUV検出)およびWaters Micromassを用いることにより実施した。 HPLC メソッド: 溶媒A = 10% MeOH-90% H2O-0.1% TFA, 溶媒B = 90% MeOH-10%H2O-0.1% TFA, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 5 ml/分, カラム: Xterra MS C18 S7 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 736.35, HPLC 保持時間 = 1.978 分. HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeCN-95% H2O-10 mM NH4OAc, 溶媒B = 95% MeCN-5%H2O-10 mM NH4OAc, 開始%B = 0, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 2 分, 停止時間 = 3 分, 流速 = 4 ml/分, カラム: Phenomenex Lina C18 5um 3.0 x 50mm; (ES+) m/z (M+H)+ = 736.41, HPLC 保持時間 = 1.622 分.分析HPLCを、島津-VP装置(254 nmおよび256 nmでのUV検出)を用いることにより実施した。 分析HPLC メソッド: 溶媒A = 5% MeOH-95% H2O-10 mM NH4HCO3 (pH = 9.5), 溶媒B = 95% MeOH-5%H2O-10 mM NH4HCO3 (pH = 9.5), 開始%B = 10, 最終%B = 100, グラジエント時間 = 10 分, 停止時間 = 20 分, 流速 = 1 ml/分, カラム: Phenomenex Gemini, 保持時間 = 11.47 分; カラム: Waters Xbridge Phe, 保持時間 = 10.28 分.] [0095] 以下の表は、上述のものと同様の化学を用いて製造し、以下のメソッドを用いてキャラクタライズされた化合物を示す。精製メソッド: Dionex LC; Chromeleon 6.70 sp1 LCソフトウェア; HP 1100 quarternary pump(分析用); 50 mL/分ヘッドを有するVarian prostar binary pump(プレパラティブ用); Dionex UVD340U UV分光器; Sedex 75 ELS検出器; Thermo-Finnigen MSQ Surveyor Plus質量分析器. LC条件:カラム: Phenomenex Gemini 21.2x250mm 5um C18;移動相; A = 水; B = ACN;モディファイヤー= 0.1% TFAin A.最終分析メソッド: MassLynx 4.0 SP4 LC-MSソフトウェア; CTC-LeapHTS-PALオートサンプラー; Agilent 1100 binary pump; Agilent 1100フォトダイオードアレイ; Polymer Lab 2100 ELS 検出器 (エバポレート温度 = 45 ℃,ネブライズ温度 = 35 ℃);ESCiを備えたWaters ZQ 質量分析器. LC条件: カラム: Suppelco Ascentis C18 4.6x50mm 2.7ミクロン; 移動相: A = 水, 10 mM NH4OAc; B = CAN.] [0096] 以下の表は、上述のものと同様の化学を用いて製造し、以下のメソッドを用いてキャラクタライズされた化合物を示す。精製メソッド:カラム: Phenomenex Gemini 21.2 x 250mm 5um C18, Guard column: Phenomenex Gemini 21.2 x 10mm 5um C18;溶媒A = 5:95 MeCN:水; 溶媒B = 95:5 MeCN:水;モディファイヤー= 10 mM NH4OAc;流速= 20 mL/分; %B = 30 (0〜5 分), 30〜95 (5〜23 分), 95 (23〜27 分), 95〜30 (27〜27.5 分), 30 (27.5〜30 分).分析メソッド:ESCiを備えたWaters ZQ質量分析器;HPLC保持時間は分で記録した; 溶媒A = 5:95 MeCN:水; 溶媒B = 95:5 MeCN:水; モディファイヤー = 10 mM NH4OAc; カラム: Supelco Ascentis 4.6x50mm 2.7 um C18; 流速 = 2 mL/分; %B = 10〜95 (0〜8 分), 95 (8〜9 分), 95〜10 (9〜9.2 分), 10 (9.2〜10 分, 3 mL/分).] [0097] シクロプロパ[d]インドロ[2,1-a][2]ベンゾアゼピン-5-カルボキサミド, 8-シクロヘキシル-1,1a,2,12b-テトラヒドロ-11-メトキシ-1a-[[4-[5-(1-メチルエチル)-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-N-[(1-メチルエチル)スルホニル]- 酸(35.1 mg, 0.053 mmol)/1,2-ジクロロエタン(1 mL)溶液に、0℃で、1,1'-カルボニルジイミダゾール(9.45 mg, 58.3 umol)を加えた。30分後、イソブチロヒドラジド(5.41 mg, 53 μmol)を加えた。カップリングを0℃で45分間実施し、その後CBr4(35.2 mg, 106 umol)およびPh3P(27.8 mg, 106 μmol)を一度に加えた。該混合液を、室温で終夜撹拌した。該生成物をプレパラティブHPLCにより精製した;MH+ = 728.7。] 実施例 [0098] 本発明は前述の例示的な実施例に限定されず、そしてその本質的特性から逸脱することなく他の特定の形態において具体化することができることが当業者には明白であろう。従って該実施例は、あらゆる点で、制限するものではなく例示的なものとしてみなされ、そして、前述の実施例に対してよりはむしろ特許請求の範囲を参照すべきであり、従って、特許請求の範囲と同等の意味および範囲内となる全ての変更を包含すると意図することが望ましい。]
权利要求:
請求項1 式I[式中、R1はCO2R5またはCONR6R7であり; R2は1個のAr1で置換されたピペリジンであり;R3は水素、ハロ、アルキル、アルケニル、ヒドロキシ、ベンジルオキシ、またはアルコキシであり;R4はシクロアルキルであり;R5は水素またはアルキルであり;R6は水素、アルキル、アルキルSO2、シクロアルキルSO2、ハロアルキルSO2、(R8)(R9)NSO2、または(R10)SO2であり;R7は水素またはアルキルであり;R8は水素またはアルキルであり;R9は水素またはアルキルであり;R10はアゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、N-(アルキル)ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ホモピペリジニル、またはホモモルホリニルであり;Ar1はピロリル、チエニル、フラニル、ピラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、インドリル、オキシインドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、インダゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾイミダゾロニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、またはベンゾトリアゾリルであって、ハロ、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、フラニル、または0〜2個のハロ、アルキル、もしくはアルコキシ置換基で置換されているフェニルから選択された、0〜2個の置換基で置換されており;および、Xは存在しないか、結合か、またはメチレンである]の化合物もしくは医薬的に許容されるその塩。 請求項2 R1がCONR6R7であり;R2が1個のAr1で置換されたピペリジンであり;R3がアルコキシであり;R4がシクロアルキルであり;R6がアルキルSO2または(R8)(R9)NSO2であり;R7が水素であり;R8がアルキルであり;R9がアルキルであり;Ar1がピラゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾイミダゾロニル、またはベンゾオキサゾリルであって、ハロ、アルキル、アミノ、アルコキシカルボニル、フラニル、または0〜2個のハロもしくはアルコキシ置換基で置換されているフェニルから選択された、0〜2個の置換基で置換されており;および、Xが結合またはメチレンである、請求項1に記載の化合物もしくは医薬的に許容されるその塩。 請求項3 R1がCONR6R7であり;R2が1個のAr1で置換されたピペリジンであり;R3がメトキシであり;R4がシクロヘキシルであり;R6がイソプロピルSO2または(ジメチルアミノ)SO2であり;R7が水素であり;Ar1が(フラニル)ピラゾリル、(エチルカルボキシ)オキサゾリル、チアゾリル、(メチル)トリアゾリル、(ジメチル)トリアゾリル、(メチル)オキサジアゾリル、(エチル)オキサジアゾリル、(プロピル)オキサジアゾリル、(イソプロピル)オキサジアゾリル、(フェニル)オキサジアゾリル、(アミノ)チアジアゾリル、インドリル、ベンゾフラニル、フルオロベンゾイソオキサゾリル、(メチル)ベンゾイミダゾリル、(フェニル)ピラゾリル、(クロロフェニル)ピラゾリル、(メトキシフェニル)ピラゾリル、ベンゾイミダゾロニル、またはベンゾオキサゾリルであり;および、Xが結合またはメチレンである、請求項1に記載の化合物もしくは医薬的に許容されるその塩。 請求項4 R1がCONR6R7であり;R6がアルキルSO2、シクロアルキルSO2、ハロアルキルSO2、(R8)(R9)NSO2、または(R10)SO2であり;およびR7が水素である、請求項1に記載の化合物。 請求項5 R3が水素である、請求項1に記載の化合物。 請求項6 R3がメトキシである、請求項1に記載の化合物。 請求項7 R4がシクロヘキシルである、請求項1に記載の化合物。 請求項8 R6が(R8)(R9)NSO2または(R10)SO2である、請求項1に記載の化合物。 請求項9 Ar1がピラゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾイミダゾロニル、またはベンゾオキサゾリルであって、ハロ、アルキル、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、フラニル、または0〜2個のハロ、アルキル、もしくはアルコキシ置換基で置換されているフェニルから選択された、0〜2個の置換基で置換されている、請求項1に記載の化合物。 請求項10 Xがメチレンである、請求項1に記載の化合物。 請求項11 Xが結合である、請求項1に記載の化合物。 請求項12 以下の立体化学による請求項1に記載の化合物。 請求項13 式からなる群から選択される請求項1に記載の化合物または医薬的に許容されるその塩。 請求項14 請求項1に記載の化合物もしくは医薬的に許容されるその塩、および医薬的に許容される担体を含有する組成物。 請求項15 HCVに対する治療上の有用性を有する少なくとも1つのさらなる化合物をさらに含有する請求項14に記載の組成物であって、該化合物がインターフェロン、シクロスポリン、インターロイキン、HCVメタロプロテアーゼ阻害剤、HCVセリンプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤、HCVヘリカーゼ阻害剤、HCV NS4Bタンパク質阻害剤、HCVエントリー阻害剤、HCVアセンブリ阻害剤、HCVイグレス阻害剤、HCV NS5Aタンパク質阻害剤、HCV NS5Bタンパク質阻害剤、およびHCVレプリコン阻害剤からなる群から選択される、該組成物。 請求項16 治療上有効な量の請求項1に記載の化合物を患者に投与することを含む、C型肝炎感染症の治療方法。 請求項17 HCVに対する治療上の有用性を有する少なくとも1つのさらなる化合物を投与することをさらに含む請求項16に記載の方法であって、該化合物がインターフェロン、シクロスポリン、インターロイキン、HCVメタロプロテアーゼ阻害剤、HCVセリンプロテアーゼ阻害剤、HCVポリメラーゼ阻害剤、HCVヘリカーゼ阻害剤、HCV NS4Bタンパク質阻害剤、HCVエントリー阻害剤、HCVアセンブリ阻害剤、HCVイグレス阻害剤、HCV NS5Aタンパク質阻害剤、HCV NS5Bタンパク質阻害剤、およびHCVレプリコン阻害剤からなる群から選択される、該方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日 EP2276764B1|2013-07-24| WO2009120745A1|2009-10-01| AU2009228337A1|2009-10-01| KR20100139082A|2010-12-31| MX2010010061A|2010-09-30| EP2276764A1|2011-01-26| CN101977914A|2011-02-16| US8178523B2|2012-05-15| US20110020275A1|2011-01-27|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-03-17| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120316 | 2012-03-17| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120316 | 2013-09-18| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130917 | 2014-05-08| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140507 |
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